タイは意外に厳しい会計制度

タイは微笑みの国で穏やかな国民性というイメージを持たれる方が多いと思うのですが、意外に厳しい会計制度があることをご存じでしょうか?

 

タイの会計基準には、①タイ会計基準と②中小企業の簡易な会計基準の2種類があります。①は上場企業や金融機関が採用しており②は非上場企業が採用できるのですが、選択適用なので非上場企業でも①を採用することもできます。

 

株式会社は会社法で、一定の学歴及び研修を受講した会計記録責任者が会計記録を作成しなければならず、無資格者は帳簿を作成することができないそうです。

 

株式会社は非上場企業も含めすべて公認会計士の監査を受けなければならず、財務情報は公表されるようなのです。

 

これは戦略経営者2月号http://www.tkc.jp/cc/senkei/に記載されていた記事ですが、タイはASEAN諸国でも地政学的に中心にあり、ASEAN経済共同体の恩恵も受けますます経済発展していくのではないでしょうか。