2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

教育資金の一括贈与は使い勝手がよろしくありません。

直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合には、1500万円までは贈与税が課税されないという非課税の規定が設けられています。 この非課税の規定の適用を受ける場合には、 ①贈与をする者は、贈与を受ける者の直系尊属であること ②贈与を受ける者が30…

贈与者より先に相続時精算課税適用者が死んだ場合

相続時精算課税の規定を適用して贈与を受けた場合、その贈与は必ず相続時に精算されます。 通常の暦年贈与の場合には、相続開始前3年以内に贈与により取得した財産は相続の際に合算して計算されますが、3年以上前に贈与でもらった財産は相続税の計算には関…

相続時精算課税には特例があります。

相続時精算課税の規定を使って贈与を受けようと考えていた場合において、平成26年までは65歳以上の直系尊属からの贈与にしか適用できませんでしたが、平成27年からは65歳から60歳に年齢が引き下げられました。 しかし、60歳未満の直系尊属からの…

贈与税の配偶者控除

配偶者間で一定の財産を贈与した場合には、一定の額まで控除される制度があります。 これを贈与税の配偶者控除といいます。 そもそも、どうして贈与税の配偶者控除の規定があるかというと、 ①夫婦財産の形成は夫婦の協力によって得られる ②夫婦間における財…

確定申告はどこまで正確に計算するのでしょうか?続き

先日、チェックが細かすぎると指摘を受けた件ですが、無事に解決しました。 要するに、時間チャージを考えたほうが良いというアドバイスでした。支払う報酬が少ないんだから、細かいことを気にしてたら合わなくなるよ。もっと自分の時間チャージを考えたほう…

退職金をもらった場合にも相続税の非課税規定があります。

以前、生命保険金を取得した場合には相続税の非課税の規定があることをご紹介しましたが、退職金をもらった場合にも同様の相続税の非課税の規定があります。 退職金は被相続人が勤めていた会社から支給されるものであり、被相続人の本来の財産とは厳密にはい…

確定申告はどこまで正確に計算するのでしょうか?

毎年確定申告でお世話になってる方からご指摘を受けました。 不動産賃貸業を営まれている方で、確定申告で年に一度のお付き合いの方ですが、細かすぎると。。 副業で不動産賃貸業を行っているのですが、私からの確認事項が細かすぎて回答するのが負担だと。…

確定申告の息抜きにイチゴ狩りへ

確定申告もほぼ終わったので、息抜きに千葉県富津市にある白久農園へいちご狩りに行ってきました。 アクアラインで行けば横浜から1時間くらいで着くので朝早く出れば渋滞もないし楽です。アクアラインを降りて山岡家で朝ラーメンを食べてから臨むのがいつも…

リフォームをしたときの減税制度

住宅に対する減税制度は住宅ローンで自宅を購入したときの住宅借入金等と特別控除だけではなく、リフォームをしたときにも適用があることをご存知でしょうか? ただし、リフォームの減税制度はリフォームの内容によって適用できる制度がいくつかあったり、リ…

相続税の申告について

抱えている相続税の案件があったのですが、今日なんとか申告書に押印していただきました。 ちなみに申告期限まであと2週間しかなかったので、ギリギリセーフです。 うちの事務所は特殊なのかもしれないのですが、相続税の申告については遺産がどれくらいあ…

贈与税額控除(精算)とは

相続開始前3年以内に被相続人から贈与により財産を取得している場合には、その財産は相続税の計算をする際に相続財産に加算します。 その代わり、その財産に対して支払った贈与税があるときはその贈与税額を相続税額から控除します。これは贈与税額控除とい…

事業の拡大のために社長が時間を費やすべきこととは

プルデンシャル生命のサイト(プルデンシャル生命保険株式会社)に事業の拡大のために社長が時間を費やすべきことに関する興味深い記事が記載されていました。 この記事によると、事業が拡大している会社の社長はプレイヤーではなくプロデューサーとして人が動…

空き家管理サービスが注目されています。

TKC事務所通信4月号による興味深い記事が掲載されていました。 手入れさせずに放置された空き家が社会問題化する中、空き家管理サービスが注目されているそうです。 総務省の統計では、全国に820万戸の空き家が存在し、総住宅数に対する空き家率は1…