相続税の申告について
抱えている相続税の案件があったのですが、今日なんとか申告書に押印していただきました。
ちなみに申告期限まであと2週間しかなかったので、ギリギリセーフです。
うちの事務所は特殊なのかもしれないのですが、相続税の申告については遺産がどれくらいあるか分からないため、最初にいくらくらい報酬をいただくか説明することができません。
大体これくらいだと思いますとはざっくりとお伝えするのですが、あとは遺産の額や財産評価の特殊性によっても大きく変動してしまいます。
最後になって見積もり書を提出して、こんなに高いのかと驚かれることもあります。
遺産の中に現預金が多額にあれば良いのですが、遺産の大半が不動産で現預金が少ししかないと、納税資金の確保や税理士への支払いが大きな負担となってしまいます。
生命保険は相続税の非課税規定もありますし、亡くなられてから比較的早く振り込まれますので、うまく活用できればそういった負担をコントロールできます。
被相続人の財産及び債務もあらかじめ相続人の方が把握できていると、税理士へ依頼するときにも比較的に正確な見積もりが取れるのではないでしょうか?