空き家管理サービスが注目されています。
TKC事務所通信4月号による興味深い記事が掲載されていました。
手入れさせずに放置された空き家が社会問題化する中、空き家管理サービスが注目されているそうです。
総務省の統計では、全国に820万戸の空き家が存在し、総住宅数に対する空き家率は13,5%を占めています。都同府県別では、山梨県の17,2%が最も多く、次いで四国4県と続きます。
少子高齢化によって今後も空き家は増え続け、平成35年には1,397万戸、空き家率は21%に達するとの民間シンクタンクの試算もあります。
空き家の増加に伴い、定期的に巡回して室内外の確認・点検を行う、空き家管理サービスが注目されています。巡回時の写真を添付してメールで報告してくれるサービスもあり、料金は月額5千円から1万円が目安のようです。
相続により亡くなった人が居住していた土地建物を相続開始日から3年以内に譲渡した場合(譲渡対価1億円超のものを除く。)、その譲渡所得から3000万円を控除することができる制度が4月1日から創設されます。
空き家対策はこれからの課題の1つになりそうです。